帝王切開は後ろめたい。自然分娩でもないのに痔って言えない

こんにちは。ななこです。

帝王切開を後ろめたく感じる必要はないと思いますが、どうしても痔がからむと後ろめたくなってしまいます。

 

oshirinonayami.hatenablog.jp

 だって、自分自身妊娠中に出産時、おしりどうなってしまうの!?ととても心配でしたから・・・。

 

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中々、痔の話をできる友達になるまで紆余曲折があるはず・・・。でも、何人か痔談義ができるママ友ができました。

きっかけは、大腸内視鏡検査をすることになって色々心配だったから検査をしたことがある人や看護師をしている友達に聞いてみたのです。そこから痔の話になったんですね。

そこでわかったことですが・・・。自然分娩の人は「ちょっと痔の気がある」と思っている人が多いのではないかということ。

実は、私は4人と大腸内視鏡検査・痔について話をしました。そのうち3人が「私もちょっと痔で・・・」と告白してくれたのです。もちろん程度はわかりません。

ただ、大腸がん検診(検便)で出血がありひっかかったり、トイレでちょっと出血したり、出血に関する痔のようでした。(「こんにちは」はあまりしている様子はありませんでした)

だから、出産を機に痔っぽく感じる症状がでる人が多いのかな?と思いました。

 

で、で、私も痔が・・・と話をしたのですが、「帝王切開」だと言い出せませんでした。だって、他のみんなみたいに出産が引き金となって痔になったわけじゃないから。私の痔のスタートは結婚する数年前だから。

 

oshirinonayami.hatenablog.jp

 だから、なんとなく恥ずかしいのもあって言い出せなかった・・・。まあ、ある程度すんなり自然分娩できた人って、出産の仕方にこだわってないんですよね。他人の出産方法なんてわざわざ聞かない。なんか、自然分娩がフツーって感じで。

なんか、コンプレックスを持っててこだわっているのは帝王切開の私だけ!?みたいな感じです。多分、「帝王切開だから出産で痔になったわけじゃないんだー」って言っても「あ、そうなんだ」とかで特につっこまれることもなさそう・・・。

って思ってても言えなかった。今更、わざわざいうことでもないし。もし、いつかその話題になったら頑張ってカミングアウトしてみようかな。

 

でも、最近ちょっとおしりの調子がいいかも・・・。

 

oshirinonayami.hatenablog.jp

 

って油断してたら便秘気味・・・。おなかが張るのにでない・・・。 やっぱり、下剤も使いつつ様子を見るのがいいのかな。

生活習慣、食生活、約一ヶ月やってみて、おなかとおしりによかったこと。

こんにちは。ななこです。

もう、大腸内視鏡検査をしてから約一ヶ月。何をやっても中々続かないズボラ主婦がいろいろとやってみました。

できるだけ下剤を使わないで生活する

これのために、よかったことや微妙だったこと、私にとって難しかったことなどを紹介します。

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私にとって難しかったこと(でも、努力中)

  • うたた寝をしない
  • 23時半までに布団に入る

生活習慣の中の一つ。「睡眠」

私はついついうたた寝をしてしまいます。子供達が寝たら一気に気が抜けて体が動かなくなるのです。でも、これが生活習慣の乱れの一因。

全くうたた寝をしなくなったかといえば嘘になります。でも、減りました。うたた寝をしないと23時半までには布団に入っているので、もうこの二つはセット。

どうやら私はうたた寝をしないと23時くらいには布団に入った方がよさそうだということもなんとなくわかってきました。

私にとって微妙と感じたこと

  • 朝起きてすぐに白湯を飲む
  • 温かい飲み物を飲む
  • ストレッチをする

朝起きてすぐにゆっくり白湯を飲む余裕がありません。早めに起きることも難しいです。起きたらすぐにバタバタと朝ごはんやお弁当を作るので、その余裕があれば朝の家事に使っていました。また、そこまでおいしく感じるものではなかったので続きませんでした。

温かい飲み物は、朝晩は涼しくなりましたが昼間は結構暑いです。夕方も家の中は暑くなりがち。そんな気候で温かい飲み物で過ごすことはできませんでした。

足がだるくてストレッチをすることはあります。今までも体がだるい時にはやっていました。なので、おなかとおしりのために・・・となると微妙かな。

私にとってやってよかったと思うこと

  • 納豆を食べる
  • ヨーグルトを食べる
  • 三食きちんと食べる
  • 荏胡麻油(えごま)をとる

私は、苦手な納豆を食べることにしました。昔から納豆はいいよと聞いていましたがどうしても手が出ず・・・。ここに、えごま油を混ぜて食べることにしました。生で飲むのは腰が引けたので納豆にまぜてみました。味も変わらず食べやすかったです。なぜ荏胡麻?といわれても特に根拠はありません。ただ、オリーブ油の匂いは苦手です。

他にはヨーグルトを200gほど食べています。大きいサイズのやつありますよね。あれを二日で一つ食べるようにしています。私がいいなと思ったのはbifixです。

 

ヨーグルト売り場で見られたことがありますよね。

ビヒダスの方が安かったのでそれを食べていましたが、どうもヨーグルトだけで食べるには味になじめませんでした。そして、こちらに切り替えたのです。

BifiXはヨーグルトだけでもおいしくいただけるのでとても食べやすいです(私は)

えごま油はこちらを使っています。

 

いつも利用しているスーパーではこれ一択でした。田舎のスーパー迷う余地なくサクッと決められます。

納豆はいろいろ迷いました。今も、いろいろ試しています。

 

大根おろしがいいとどこかに書いてあったので、この納豆をよく購入していました。ただ、どういうわけか近所のスーパーでは取り扱いがなくなったので購入することができなくなりました。その次に選び始めたのが

梅風味だからか、黒酢だからか・・・?なんとか食べています。でも、おろしだれが忘れられません。

 

あとは、三食きちんと食べること。昼ごはんがついついおろそかになってしまいます。適当に残り物を食べたり、残り物がなかったらおやつっぽいものをつまんで終わったり・・・。それをやめて、「ご飯」と呼べるものを食べるように気をつけました。また、夕食も子供や夫が食べ終わってから食べることが多いので、彼らが「おかわり」と食べつくしてしまうと、ごはんと味噌汁だけになることも日常茶飯事。

ちゃんと、自分のぶんもあらかじめよけておいてメインを食べられるようにしました。食べたくない時もたくさんありますが、頑張っています。

まとめ

そんなこんなで一ヶ月。なんとか下剤を使わずに生活しています。毎日でるわけではありませんが、なぜか「こんにちは」することが減りました。

私の中では油のおかげでスルッと出ているような気分です(私の感覚ですが)なので、納豆荏胡麻とヨーグルトは忘れないようにしています。

人によって様々なおしり&おなか事情。なにか一つでも合うものがあれば幸いです。

大腸検査食エニマクリンってどんなもの?3食+間食セットの紹介。

こんにちは。ななこです。

腸の老化に凹んで生活改善を目標に、頑張ったりサボったり・・・している日々です。今回は、大腸内視鏡検査の前日に食べた大腸検査食エニマクリンを紹介します。

大腸検査食エニマクリン

まずは、箱の中身をご紹介。

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こちらが1日分の食事内容です。こちらは保険適用ではありませんので、領収書には保険診療外分のところに記載されています。

エニマクリン朝食

  • 和風がゆ(鮭入り)300g
  • すまし汁

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画像が暗くて申し訳ありません。写真を撮るのは難しいです。そして、空腹と緊張でテンションもダダ下がりです。

 

写真はイマイチですが、味はとてもよかったです。とても美味しかったので、毎日でも食べたいです。多分、適当にお腹を満たしている毎日の朝食よりも絶対に美味しくて健康的だと思いました。

量も300gと、小どんぶりいっぱい入っていたので満足できる量でした。

昼食

  • かゆごはん 200g
  • お豆腐ハンバーグ 200g+40g
  • 味噌汁

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こちらも、とても美味しくいただきました。そして、量も想像よりも多かったので満足できました。おかゆだけだと食べにくいかなと思っていましたが、ハンバーグの餡と一緒に食べると問題なく食べられました。

間食

  • ビスコ 20g
  • エネ飲ピーチ味
  • エネ飲マスカット味

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ジュースが二杯。こちらは袋に粉が入っているので水で溶いて飲みます。粉が溶けにくいので少しイラっとしました。ビスコが5個も入っているので満足です。

ジュースが二杯もあるので、これを飲みきるのがチョット大変だったかな。(ちゃんと溶けてなかったり・・・)個人的にはピーチよりマスカットの方が飲みやすかったです。ただ、どちらも市販のジュースよりもさっぱりしていました。

夕食

  • コーンスープ

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1日の締めはスープ一杯。

ただ、このコーンスープ美味しかったー。これだけじゃ、足りない感じですよね。私もそう思っていました。でも、これを飲むと満足できるんです。自己暗示かもしれません。でも、翌日の検査のことを考えると胸いっぱいでのどを通らないっていうことも多いにあると思います。

エニマクリンを食べた感想

簡単に言うと、おいしくて満足できました。

レトルト食品ですがとても美味しく、量も多かったので力仕事をしない人にとっては日常の食事とかわらないのではないかと思います。ただ、仕事中にこれを食べることになると、電子レンジやお湯が必要になるので職場でこれらが使えないとやりにくいです。

 

個人的に特に美味しかったのは、朝食の和風がゆ(鮭入り)と夕食のコーンスープです。検査は辛かったので勘弁ですが、エニマクリンなら美味しくいただけます。

 

ということで、今回は検査前日の大腸検査食の紹介でした。検査を予定されている方、エニマクリンは美味しいので安心してください!

 

大腸内視鏡検査の後のおしりの具合。

こんにちは。ななこです。

前回、大腸内視鏡検査の1日を紹介したのですが、肝心の「おしりの具合」を紹介していなかったなーと思います。今回は、お尻の事情を紹介します。

 大腸内視鏡挿入時

挿入時はやはり「痛いかな」と心配しました。下剤からの下痢続きでおしりもヒリヒリ痛い状態でスタートでしたし・・・。

しかし!

挿入開始直後からそんな不安は吹き飛びました。なにせ、腸が痛くて呻きまくってましたから・・・。もう、お尻の痛みなんてかき消され、腸の痛さのみに苦しみました。

想像では、内視鏡でスリスリするので「痛いはず」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。

大腸内視鏡検査終了直後

終了直後の想像では、内視鏡と一緒に痔も出てくると思い込んでいました。ついて出てくる感じで。

でも、意外や意外。

痔はついてこず、おしりの中にきちんとおさまっていたのです。痛くも痒くもありません。これは嬉しい誤算でした。

大腸内視鏡検査翌日以降

翌日起きると・・・。

「やったー。こんにちはしてないーーー」ということで、もう身も心も軽くなったような気になりました。だって、検査は終了したし異常はなかったし(腸の状態は除く)、これで痔も引きこもってくれてたら万々歳⭐️

 

と思っていましたが、うまくいかないですね。

翌日夕方あたりから、こんにちは。してきました。

そして、色々と生活習慣を見直しているのですが、簡単に快便になるわけでもなく・・・。10日ほど経ちますが、痔がソッと「こんにちは」しています。今までのように、自己主張激しくがっつり出ているわけではなく、すこしだけ顔を出している感じです。ただ、出ている部分が硬いような・・・。(注*感覚だけの問題です。実際はよくわかりません)

まとめますと、

「すこしだけ硬い感じの痔がでています」

 

この、すこしだけ出ているのもやっかいです。やっぱり、座るときにはそれなりに痛いですし、歩いていても違和感ありあり。トイレに行くと、「このままズルッと大きいのがでてくるのでは・・・」という恐怖。

 

また、下剤が蠕動運動に関係していると聞いたので、今までよりも下剤を飲むのに躊躇してしまうし・・・。病気が発見されなくて束の間の安心感が、今では腸内環境・便秘・痔のことで頭がいっぱいです。

 

ただ、検査後より食生活と生活習慣を大幅に見直したので何か変わってほしいなと思っています。また、見直した内容は紹介したいと思っています。

まとめ

私の場合、痔で大腸内視鏡検査を受けましたが、ひどくなったわけでもなく、楽になったわけでもありませんでした。大きな病気が隠れていなかったことがわかって精神的にはよかったと思います。また、腸内環境がかなり乱れていることが身を持ってわかったので、生活環境を改善する決意が生まれました。

 

大腸内視鏡検査当日の流れを紹介。病院によって違うようですが。

こんにちは。ななこです。

ついに、この日を迎えました。もう、怖くて怖くて仕方ない日々を過ごしました。

 

朝起きてから、病院を出るまで順を追って紹介します。

 起床から出発まで

前日夜に下剤を飲んでいたこともあり、5時前に腹痛で目覚めました。3回ほどトイレに行ってます。

ただ、普段急に下痢をするときのような激しい痛みはありませんでした。どちらかというと、一気に出そうになるのでトイレに駆け込む感じです(笑)

 

もちろん、絶食なので水分補給のみです。水分を取ると、またトイレ。って感じでした。さすがに病院までの道のりでトイレに行きたくなると困るので出発前30-40分は水分はとりませんでした。

 

病院到着から下剤開始まで

無事に到着。当日運転禁止なので(鎮静剤投与の為)、仕事に行く前の夫に送ってもらいました。なので、病院の受付が始まるはるか前の時間に到着。

絶食中ですしトイレにいつ駆け込むかわからないし、受付開始までとても長く感じました。(受付開始前だったので受付の順番確保のために並ばないといけなかったのです)

 

受付開始されるとまずいつもの外科へ。そこで看護士さんより事前問診を受けました。

  • 前日の食事は決まったものを食べたか(三食とおやつは決まっていたのです)
  • 最終食事時間は
  • 朝のお通じの状態
  • 血圧

 

それが終わると「行きましょうか」と中央検査室へ移動しました。

 

下剤開始

前半

 中央検査室の一角で、本日の大腸内視鏡検査を受ける人たちが下剤を飲みます。みんな壁向きに座り、下剤と時計をにらみつつ飲むのです。

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これです。こちら、1.8Lあります。一升瓶です。

これを、一気飲みするわけではありません。ある程度、決まりがあります。

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だいたい、一時間で飲むように言われます。紙コップが約200mlなので、7〜8分にいっぱい飲む計算になります。

ただ、一杯目は液状下剤を一本(10ml)入れて飲みました。

 

最初は、余裕を持って飲んでいたのです。半分くらいまで・・・。一気に飲んだらいけないしなーって。

でも、その余裕が命取りでした。

検査当日は8月末。とても暑い日でした。ですので、下剤を飲んでいた部屋は25度でガンガンにクーラーが効いていたのです。

つ・ま・り。

とても涼しく(長袖着ていても寒い)、快適(冷えた)すぎたので、まるで喉がかわかないのです。喉がかわいていればもうすこしグビグビいけましたが、半分くらい飲んだところでペースダウンの気配。

 

でも、「とてもまずい」「まずくて吐いた」と聞いていましたが、ちがう種類の下剤だったのか、私は案外飲みやすかったです。ポカリのようでした。

ただ、最初は飲みやすかったのですが半分を過ぎると甘ったるくなって、だんだん飲みにくい・・・。30分経った頃に10mlの白い液体を飲むと、これは変な味で・・・。流し込むために下剤を飲むと、味があわなかったのかさらに変な味に(涙)

となりに座っていて、同時に下剤を飲み始めた高齢の女性と顔を見合わせて渋い顔をしました。高齢女性の身内の方から「だいぶん飲みにくそうですね・・・」と、案じていただきました。

 

中盤

開始30分を超えたあたりから、みなさんトイレに行き始めました。私の場合はひどい腹痛はなく、「あーーー、トイレトイレトイレ」って駆け込む感じでした。

なんだか、トイレトレーニングをしている子供のような感じ(笑)

ここでの試練は・・・。

検査室には合計3つのトイレがありました。これは、大腸内視鏡検査の人が使うだけでなく、点滴や採血など検査室に来られる方全員で使用します。でも、長時間滞在しているのは大腸内視鏡検査組なのでほぼ検査組が使っていました。

で、検査人数は4人。

全員ほぼ同時に下剤を飲み始めたので(最大時間差15分)、同じような時にトイレに行きたくなるのです。で、一度トイレに入ると中々出てこれないのです。トイレに行きたくなると「待った」がきかないのです。ということから、戦々恐々としていました。

だって、大の大人がトイレ争奪戦ですよ(笑)いや、笑ってられません。真剣です。

後半

下剤を飲み始めて一時間。完飲です。下剤の後に、水500mlも飲みました。

その頃には、二人の方が「合格」になっていました。

合格基準は、便の色や形状です。見本の色などがあるのですが・・・ちょっと生々しいので控えます。ただ、目の前にその表が置いてあってトイレのたびに「今、この辺です」って自己申告するんです。

そして、「もう一息」という形状まで来るとトイレのたびに看護士さんのチェックを受けます。ええ、トイレに来てもらって出たものを確認してもらうのです(恥)

 

最初は「はずかしい・・・」と思っていましたが、途中からはどうとも思わなくなるんですね。自分の度胸に呆れ返ります。

 

ただ、何度も来てもらっても合格せず、なんと私だけ下剤追加!!600ml!!

お隣の合格者に「かわいそうに」「まだ若いのに」など、慰めてもらいつつ追加を飲み干し・・・。でも、出ないんです。お腹ばっかりチャポチャポ。看護士さんには「とりあえず、歩いて!!」と言われつつ、廊下を歩き回っていました。ただ、急にトイレに駆け込みたくなるので、あまりトイレから離れたところに行くのは危険です。

エアコンが寒かったので外に出ていたら、トイレ危機一髪でした(汗)

 

それで、トイレに行くのですがまだ不可。とうとう、お尻が痛くなってきました。ただれたか、切れたか・・・。もう、トイレのたびに痛いので本当に辛かったです。その辛いところに、看護士さんから非情な一言が・・・。

腸洗浄が必要になるので、もう下剤飲まなくていいですよ

え、それって何ですか???

もう、下剤飲まなくていいって言われてもすでに2.4L+0.5Lの水を飲んでいるので、何かしらでるんですよ・・・。

延長戦

浣腸なのか何なのかわかりませんが、看護士さんと多目的トイレに移動しました。そこでベッドを出しておしりをだして横になります。

で、透明の液体をおしりに流し込むのです(涙)

「すみません。どれくらいの量が入るんですか?」

「うーん。500mlだね。きれいにならないともう一回になるけどごめんね」

「えーー。そんなに入るんですか!?」

「ほとんどの人が入ってるから大丈夫だと思いますよ。どうしても耐えられなくなったら言ってくださいね」

ということで、おしりに入っていきました。なんとか入ってしまうまで耐えることができました。トイレットペーパーで栓をしてベッドからトイレに移動。

そして、おしりから入った液体を出します。

もう、お腹の痛みもなにもありません。ただ、水分流れでる・・・。くらいです。

 

そして、ようやく合格。こうして、お腹の中をきれいにする過程を終了したのでした。私の合格時点で、すでに二人の方は検査を終了されていました。

下剤を終わった時の感想

お腹がぺったんこになることを想像していました。今まで、宿便があるからお腹がでていたと信じていましたが、単なる脂肪だったことが証明されてしまいました。下剤を大量に飲んだことで、逆にお腹がポッコリしていました。

また、もっとお腹が痛くなって冷や汗とか脂汗とかひどいことになると思っていましたがそれもありませんでした。4月に腹痛で病院に行った時の方が何倍も辛い状態でした。

 

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ついに大腸内視鏡検査開始

下剤が終わった後に点滴をしながら待機でした。検査室にはいり、検査用のおしりに穴のあいたズボンに着替え、いざ出陣!

階段を登って台の上に横たわると「まな板の上の鯉」そのものでした。

そして、点滴に鎮静剤が投与・・・されたと思うんですよ。

直後に、内視鏡挿入。聞いた話では「うとうとしている間に終わったよ」とのことだったのですが、私はウトウトも朦朧も全くありませんでした!!!

何よりも、激痛で呻き、両手両足をおさえられ、何度も向きをかえ、お腹固定しますと言ってムギュッとおさえられ「鎮静剤本当にきいてるのーーーーー」状態でした。

もう無理もう無理と思っていたら、

「今から抜いていきますねー力ぬいてねー」と言われても、力ってどうやって抜いたらいいの!?

抜く方が入れるよりも楽でしたが、それでも多少呻きました。ただ、30〜60分かかると言われていたのですが、もうすこし短かったようにも感じました。

 

終了後、台から降りるときに「ふらつくので気をつけてくださいね」と言われましたが、全くふらつくこともなく着替えもすんなりできて、さっさと中央検査室に戻ることができました。(鎮静剤きいてたのかな・・・)

 

検査終了後、点滴は継続されすこし横になっていました。検査中は激痛で呻きまくっていましたが、検査後は楽でした。

検査後の診察

点滴が終わった後に診察がありました。モニターを見ながら説明してくださいました。あまりよくわかりませんでしたが、問題なかったそうです。

ただ、検査が激痛になった原因に大きな問題を感じました。

激痛になった原因は、年齢の割に腸の老化が激しかったようです。腸が伸びたまま収縮せず、さらにねじれていて、固定されていないそうです。(腸って固定されてるんですかね)

腸が収縮されないので、便秘になりやすいそうです。今まで便秘と下痢を繰り返していて、下剤もよく飲んでいたことも原因かもしれません。下剤は収縮に影響するそうですが、出ないのも問題なので今は下剤を飲んででも出した方がいいという状態です。

 

と、結構ショックなことを宣告されたので、なんとか取り返せないかと質問しました。

「腸を鍛えたり、若返るように何かできませんか?」

医師「う・・・・ん。難しいですね」

ただ、規則正しい生活と適度な運動は必要とのことでした。

大腸内視鏡検査を終了して考えたこと

壮絶な1日を過ごしました。朝8時前に病院に到着して、病院を出ることができたのは17時。エアコンで体は冷え切って、腸の老化にショックを受け、夫に迎えに来てもらうこともできず、タバコの匂いが充満しているタクシーで帰宅しました。

 

そして、決意しました。

 

生活を見直そう

うたた寝も多く、夜中に起き出して家事を片付け、起きられないと困るから寝ないまま朝を迎えることも多い生活。もう、いい歳だし、自分の身体のことをいたわらないといけない。

 

  • 23時半までに布団に入ろう
  • 朝5時半までに起きよう
  • 朝起きたら白湯を飲もう
  • スナック菓子を控えよう
  • 納豆を食べよう
  • ヨーグルトを食べよう
  • ストレッチをしよう

 

いつも「やろう」と思っても挫折続きだったけど今度こそがんばろう。頑張る動機になるだけの苦痛は受けた。もう、あんな苦痛は受けたくない。もし、また大腸内視鏡をうける機会ができたらこんな辛い思いをしたくない。

腸が若返るかどうかはわからない。

でも、健康的な生活を送ることは身体のために絶対にいいはず。

3日坊主でも3回続けることができれば約10日。まずは目標二週間!!!

 

痔が「こんにちは」する時がなんとなくわかってきた

こんにちは、ななこです。この暑い時期、トイレにこもるのは辛いですよね。トイレに扇風機でも欲しいこの頃です。

 

最近、女性の方も痔の治療や辛さをブログで紹介されているので読ませていただいています。本当にいろいろな情報をいただいています。ありがとうございます。

 

文章からは自分の具合と比べることはできないのでなんとも言えませんが、みなさまの治療内容を想像しながら「頑張ってください」だったり「こっわー」っと思ったり、次の診察までドキドキしています。

 

ただ、やみくもに「痔がいたい」「でてる」「はれる」だけを訴えてもどうなるかよくわかりません。また、医師の言われていることもイマイチ理解できないこともあります。いろいろな方が診察時に医師から言われたことを読み、自分と照らし合わせ「あー、こういうことだったのかもしれない」と自分なりに考えています。

 

そのうちの一つ。

痔が「こんにちは」する時のこと。

これって、私は今まで「冷えたり」「疲れがたまったり」のとき出ていると思っていました。出てくると「疲れてるし、ゆっくりお風呂に入って早く寝よう」という感じでした。

でも・・・。どうやら、便秘が原因のようだったんですね。

医師は「下剤で調節しながら毎日排便するようにしましょう」と言われました。私は「硬い便がでないように」だと思っていたんですよ。

でも、どうやら便が降りてくると、内痔に便がひっかかり、内痔を押し出しているようなんです。

 

お風呂で押し込んでも入らないかすぐにでてくるのはこのことだったよう・・・。

 

いくら押し戻しても、押し戻せる空間?がないと戻るわけがありません。

便が内痔にひっかからないように、毎日排便する必要があるんですね。もちろん硬い便をできるだけ柔らかい便にすることも大切です。(下痢はダメなようです)

 

それを自分のおしりで感じ始めてから、自分のおしりとの向き合い方も変わってきました。きちんと下剤も飲むし、下痢っぽくなってもできってしまうと内痔がでてくることもない。内痔がでたりもどったりするタイミングや状況がだんだん読めてきました。

 

便秘って本当に百害あって一利なし なんですね。

 

でも、便秘を解消するってできる!?

 

今までずーーーっと悩んできてるのにできる!?

でも、今まで本気で取り組んできた!?

今の生活で本気に取り組むことってできる!?

 

とりあえず、水分を今までよりも多く取ることを心がけます。起きたらすぐに何かを飲みます。いつも、子供らや夫のことを先にしてから飲んだり食べたり食べられなかったり・・・だったので、とりあえず飲むだけでも!!

 

食事も気をつけるべきポイントがたくさんあるのでしょう・・・。

料理が苦手で嫌いで下手な私にとってハードルが高すぎるので、パンやお菓子で二食以上済まさないことくらいを目標にがんばります。

 

月末には大腸内視鏡検査が控えています。

少しでもお腹の調子を整えておきたいです。

 

先日、友人と話をしていたらまさかの大腸内視鏡検査経験者。それも、私が受ける予定の病院で医師も同じ!!!なんと鎮静剤使用で楽に終わったよーと教えてくれました。その子は自然分娩なので帝王切開の私と違うかもしれません。でも、経験者に出会えてかなりホッとしました。

何度か診察に行きましたが、高齢者が9割。若い人が待合や会計にいるのをほとんどみないんですよね。同年代が検査していると聞いて、なんとなくホッとしました。

 

あ、若い人もしてるんだっていうなんとも言えない仲間意識というか・・・。

 

さて、お盆になると実家・義実家いろいろと忙しくなります。体調もおしりもほどほどに元気で過ごしたいものです。

 

 

【診察】大腸内視鏡検査を受けることになりました。

先日、二ヶ月ぶりの受診でした。

前回の診察から色々とモヤモヤしていたので今回は気になることを頑張って聞いてみようと思いました。「なんでも聞いたらいい」と言われても、医師に質問するのはなかなか勇気がいることです。うまく説明もできませんし・・・。

↓↓↓前回診察記事

 

oshirinonayami.hatenablog.jp

 さて、私が医師に聞きたかったことは下記です。

大腸内視鏡検査で痔が悪化する可能性の原因は、検査前の下剤で便を出すことが負担なのか、器具を挿入することが原因なのか?

これが聞きたかった理由は、もし器具の挿入で悪化の可能性が高くなるのであれば大腸3D-CT検査を選択することもできるのではないかと思ったからです。

byoinnavi.jp

こちらの検査の場合、内視鏡を挿入する必要がないため、痔への負担がほとんどないのではないかと思ったのです。ただ、こちらの検査でも検査前に下剤で便をだすことは同じようにやります。

こちらのメリットをみていると、検査前にビビっている私にとって魅力的なことが多いです。何より、内視鏡を挿入しなくていいというのは不安から大きく解放されます。ただ、腸の動きを抑える筋肉注射を摂取してから・・・と。

「えっ!?筋肉注射!?」

私は筋肉注射に敏感に反応します。これって、とても痛い思い出があるのです。

 

初めての帝王切開の時に、色々ありまして・・・。出産後、痛み止めの筋肉注射を打たれたのです。ま、あまりにもひどい頭痛でのたうち回ってましたから・・・。(実際は身動き取れていませんが)で、即効性の痛み止めの注射だったんでしょうが一気に目が覚めました。あまりにも痛すぎて・・・。

医師からも看護師さんからも「また、どうしても我慢できなくなったら言ってね」と言われましたが、その後は痛み止めの飲み薬で我慢しました・・・。だって、あの注射痛すぎ・・・。

 

もちろん、インフルエンザの予防接種も大の苦手。

大人になってからは1度しか受けていません。出産した年の秋に受けたのみ・・・。これも痛かった。それ以降は受けていません。生まれてから一度もインフルエンザにかかってないので、辛さを知らないというのもありますが筋肉注射の痛みと天秤にかけた結果受けないことにしました。(子供らには受けさせている鬼親ですが)

 

そんな過去があるので、腸の動きを抑える筋肉注射という文字は見過ごせませんでした。もう、検査イヤ・・・。

 

ただ、診察の機会は少ないので勇気を持って質問しました。

大腸内視鏡検査で痔が悪化する可能性の原因は、検査前の下剤で便を出すことが負担なのでしょうか、器具を挿入することが負担なのでしょうか?」

 

医師⇨「がんばって治療を続けているので、内視鏡はできます。ただ、今までの症状から内視鏡を強くオススメすることはないかなと思います」

 

私⇨「10代後半からずっとお腹の不調がありとても不安です。祖母も直腸癌でした。また、同級生もポリープ除去をしているので検査をしてもらえませんか?」

 

医師⇨「わかりました。家系のこともありますし検査しましょう」

 

という感じのやりとりがあり、内視鏡検査をすることになりました。

「内視鏡はできます」とのことだったので3D-CTうんぬんはいうことはできませんでした。これで大腸内視鏡決定です。腹をくくる瞬間でした。

そして、「いつ頃にする?」という具体的な話になり、今月末に受けることに決定しました。やはり、子供のことを考えると夏休み中の方がいいかと・・・。

 

後日、子供に「お母さんはちょっと大きな検査をすることになったから、この日はおじいちゃん家にお泊まりに行ってね」と話をしたのです。子供はとても不安そうです。そして「何を検査するの?」という質問が・・・。

隠しても仕方がないと思ったので「お尻から機械をいれて・・・」と話し出すとニヤニヤしだすんですよね。不安より笑いが勝ったようです。一安心なのですが大きな声で「お母さん、お尻にブシュってする検査がんばってなー」というので外の場合恥ずかしいです・・・。

↓↓↓このドリルの売れ行きがいいというのがわかる気がします。

 

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生

 

 

色々不安はありますが、ここらで決着をつけられるようがんばります。

ただ、痔とは、うまくつきあっていくしかなさそうな感じがしてきました。

「風邪のようなもの」

とも言われたことがあります。こじらせないように日々努力が必要になりそうです。

 

 

 

大腸ガン検診(便潜血検診)を病院で受ける

こんにちは。今回は、病院で受けた大腸がん検診(検便)について紹介します。血便がでて、色々不安を訴えると先生よりキットをいただき検査することになりました。地区の検診などでも使用するものなので見たことある方も多いのではないでしょうか。

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こんな袋に入っています。右側に、便をとる入れ物が入っています。提出用袋と書いてある通り、右側の袋に入れて提出します。

左側には、水洗トイレで使用できる便を受けるシートが入っています。終わればそのまま流すことができます。

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こちらが、採取の仕方の説明書と採取容器です。詳しく書いてあるのでわかりやすいです。ただ、私がうっかり間違えそうになったのは青色の容器と赤色の容器で1回目、2回目の指定があります。1回目が何色の容器かを間違えないように確認してから採取しましょう。

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こちらが、水洗トイレにおいて便をうける紙です。2本とるのに2枚の紙が入っています。つまり、セットしたけれど便がでなかった・・・というときには悲劇です。

「もう、でる!」となったときにセットするのが賢い選択だと思います。

 

さて、検査キットの紹介をしましたが、こちらで私も検査をしました。

結果・・・。

陽性だったのです。ブログの更新が滞っているのですが4月の話です。

 

まさか「陽性」だと思わなかったので、なんだか血の気が引いた感じでした。ただ、先生的には「下痢のしすぎで腸が傷ついたのだと思います。神経質にならなくても・・・」という感じでした。

なんだか釈然としませんが、

「このまま内視鏡の検査をすると、痔の悪化の方が影響が大きいです。まずは痔の治療をしながら様子をみていきましょう」

とのことでした。確かに痔の調子もよくないので、真面目に痔の治療にとりくもうとおもいました。

 

ただ・・・。

まだ年齢的にも大腸ガンは・・・

と言われるので、どうなんでしょう・・・。この際、内視鏡検査をうけてスッキリしたい気分もあります。ただ、内視鏡検査はとても痛いと聞きますし・・・。ちょっと痔の気がある友人が(同級生)、内視鏡をしたそうですが2、3日座るのが大変だったくらいあとが辛かったそうです。

そんなことを聞くとためらうし・・・。

 

また、先生によって検査中もとても痛いとか・・・。

「評判を聞いてみて」とネットでは載っていますが、そもそも内視鏡をしたことがある人が身近にいないんですよ。また、田舎なのでそんなに病院を選ぶこともできません。

 

さあ、どうしようか・・・。

今は、痔を少しでも楽になるように薬をぬることを忘れないようにしようと思います。

 

 

いきたい時にトイレにいけない。ゆったりトイレに入りたい。

人生の一大イベント「出産」。出産が終われば、おしりの悩みも激減すると思っていたのです。通常の心配程度で・・・。

出産の不安はこちら⇩⇩⇩

 

oshirinonayami.hatenablog.jp

 帝王切開で出産したので、退院後も切ったところの痛みは続きました。ズボンをはくとお腹に擦れるので立ったり座ったりも「よっこいせ」という始末。

 

でも、お下の痛みはなかったのでありがたかったです。

 

退院したあと、夜中の授乳やらなんやらと赤ちゃんのお世話は大変だと聞いていました。眠たいのに授乳が・・・が主な悩みかと思っていました。

 

でも、私の最大の悩みは「トイレ」。

いきたい時にトイレにいけないのは本当に辛かったです。特に、授乳中にトイレにいきたいことが多く、「早く飲んでー」と思ってました。そして、飲んでげっぷさせる必要があるのですが「げっぷがでない」

もう、「ゲップどうしよーーー」と赤ちゃんを抱っこしてオロオロしていました。(今ならバウンサーを使うはず。当時はそんなものがあることを知りませんでした)

こんなやつです。

 

 

そうこうしているうちに、便意もなくなり、なくなったころに赤ちゃんもゲップをするんですよね・・・。

 

また、便意に耐えきれなくてゲップしていない赤ちゃんをおいてトイレにいったこともあります。そうすると、赤ちゃんが気になって落ち着いてトイレにこもれないのです。そして、焦って気張ると内痔がでてくるし・・・。

 

本当に、想定外の悩みでした。

 

寝不足で体のリズムはめちゃくちゃになるし、子供は冬生まれなので夜中の授乳は寒いし、1ヶ月間は湯船に浸かることもできないし、ずっとナプキンをしているから蒸れるし、もう、おしりにとってものすごくよくない環境だったと思います。

 

もちろん、子供をおいて病院にいくこともできません。

ま、1ヶ月検診の時に痔の相談もしましたけどね。そしたら、注入軟膏をだしてもらえました。田舎の総合病院なので外科はありません・・・。とりあえず、様子見という感じでした。

 

そうこうしているうちに、だんだん夜中の授乳も減ってきて、生活のリズムもつかめてきて、規則正しい生活になってくると体調もよくなってきました。体調がよくなると便通もよくなり、おしりにダメージをくらうこともないんですよね。

 

「規則正しい生活」

すっごく簡単そうにみえて、これほど難しいことはありません。

暴飲暴食なく、連続6時間ほどの布団の中での睡眠、朝起きたら朝ごはんを食べる。普通のことなんですが、普通って難しい。

つい、うたた寝してしまうし、つい朝ごはんが後回しになってしまう・・・。

これだけで、お腹のリズムは崩れます。毎朝快便の人がうらやましい・・・。

 

今でも、子供に振り回されてゆっくりトイレにはいることはできません。でも、赤ちゃんの時のようなことはありません。学校にもいっているし、夜中起きることもありません。

 

もうアラフォー。いつまでも若くない。体はどんどん老化している。これを心に刻み込んで、「無理をしない」「休める時に休む」ようにしていきたいです。

 

 

痔で自然分娩って大丈夫!?妊娠の一番心配はおしりの具合。

時は流れて、なんとか結婚し子供を授かることができました。

当時のおしりの具合は、健康的な生活を送っていれば、普通の日常生活を遅れる程度。便の後におしりから出てくることはあっても、痛む前に自然と入ってましたし、出血することもありませんでした。

でも、でも・・・。

出産って話は別です。経験したことがありませんし、なんでも鼻にスイカがはいる?出てくる?とかいうくらい大変と聞きます。他にも、いきんだ拍子に子供と〇〇が一緒に出てきたとか・・・。

出産経験済みの友達が多くいたので、色々な経験談を聞くのですが

「痔持ちの出産はないんですよ!!!」

え、みんな隠してる?それとも本当に痔持ってない?

 

妊娠中は便秘がひどくなるし、どんどん出産への恐怖が高まりました。まわりは「もうすぐ子供に会えるね」とか「楽しみで仕方がないね」とか笑顔で話しかけてきますが、それどころではありませんでした。

「怖くて怖くて仕方なかったんです。痔がどうなるか・・・。」

もちろん、出産の痛みも半端なく心配で怖かったです。でも、これは経験者多数なので経験者の声を聞けるんですよ。どれくらいでどうなったとか。でも、痔関係の情報は皆無なので「無知の恐怖」なわけです。

 

そんなこんなで、陣痛がきまして・・・。

 

破水しまして・・・。

 

緊急帝王切開になりました。

 

結局、自然分娩叶わず帝王切開になりました。おしり的にはよかったのですが、とても大変でした。なにせ、緊急だったので・・・。ものすごく辛かったです。

出産後、まわりからは「よかった」「よかった」と言ってもらい「帝王切開で楽に産めてよかったね」とか「産道を通ってない子か」とか「あの痛みを知らずに親になるのか」とか・・・。まあ、色々言われました。

出産直後でぐったりしている人に、こんな追い討ちをかけること言うんですね。出産祝いにきてくれたの???それとも、説教しにきたの???あ、説教ですよね。すみません。もしかしたら、親になる苦しみを味わっていないから味あわせてくれたんですかね。

 

まあ、ドタバタした出産ではありましたが、痔持ち出産無事終了しました。

最初から帝王切開を選択するという手もあるんですかね。私が出産した病院の医師は「帝王切開推奨」とかではなかったので、異常なければ自然分娩って方針でした。痔のリスクが高い場合は帝王切開とか選べるんですかね???って痔のリスクって言うかどうかわかりませんが、自分にとってはかなりリスキーな案件でした。

 

ということで、これから出産を考えておられる方への自然分娩のアドバイスはできません。すみません。でも、出産に向けて「超不安」ということはよくよくわかります。

産婦人科と外科がある病院で出産に向けて準備すると、通う病院が1つですむ?何かあっても対処してもらえる?というような安易な考えしか浮かびませんでした。

 

人生の大イベント「出産」を終えたわけですが、その後の子育て中にも悩ましいことが色々と起こります。次回はそこらへんを紹介していきたいと思います。

 

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