社会人2年目。まさか、これが「痔!?」

今回は、いままでのことです。

社会人2年目。私のお尻事情が一変します。

今までは、仕事に行く前にお腹が痛くなりなかなかたどり着けない・・・というような感じでしたが、これとは比較にならないくらいのことがおこりました。

今までのことはこちら⇩⇩⇩

 

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 社会人2年目夏。私は友人と野球を見に行きました。

ベンチは強烈な日差しで熱々。

なんとなくお尻に違和感を感じましたが「暑いしなー」と気にせず最後まで野球を観戦しました。

 

その後・・・。

夕方から「温泉入って飲みに行こう!」と話をしていたのですが、とてもじゃないけれどお尻が痛くて無理になったのです。お風呂に入ることも躊躇われたし、本能的に「今はお酒はやめといたほうがいい」と感じました。

 

久々に再開した友人とも中途半端な状態でお別れして帰路につきました。

 

そして、自宅に帰って恥を忍んで母親にお尻をみてもらったのです。

そしたら・・・。

母は息を飲みました。

真っ赤なピンポン球のようなものがお尻からでていたそうです。

 

本当に辛くて辛くて・・・そして恥ずかしい。

座るのも痛いので車にものれない。近所の診療所の先生に病院を紹介してもらい父親に乗せていってもらいました。

 

父親には・・・。

「まさか、娘の痔の病院に送っていくとは・・・」って笑いを噛み殺しながら運転してくれました。いや、笑ってました。ま、深刻にならずに笑い飛ばしてくれる父親でよかったです。

 

病院では

◉腫れがひどいので腫れがひくまでは特に何もできないこと

◉冷えないようにすること

◉薬をぬること

この程度でした。同じ会社の人で手術をしているひとは数人いたので覚悟しました。

しかし、腫れが引いて病院にいくと「ピラピラして気になるならとったら(手術しらら)いいけど、このままでも大丈夫だよー」と言われました。一安心というかなんというか・・・。

それ以降の指示もなかったので、そのまま放置。

体が疲れた時や、便秘がひどいときに腫れたり出てきたりしましたが、押し込んだり早めに休んだりするとおさまっていました。

 

この時に、定期的に病院に通っていたらよかったのかなー。

でも、ここの病院車で1時間以上かかるから遠かったしなー。

高速も使わないといけなかったしなー。

近くの病院教えてもらったらよかったのかなー。

でも、診療所の先生が紹介してくれたのここだったし、ここが一番近かったのかなー。

 

など、色々と思い返すことはありますが、仕事が休みにくかったので通うことは難しかったと思います。元気に健康な状態を維持していれば不自由なく生活できたので、これでよかったのだと思うようにしています。

 

でも、会社にいって腫れがひくまでは座っているのがしんどかったのです。なので、小さい部署だった私は早々にカミングアウトしました。となりの席の先輩は同期の女性が痔の手術をしていたので「いたわってくれるかな?」と思ったのです。

そしたらまさかの大爆笑。

おかげさまで、女子社員の大半に私の痔は知られるところとなり(いや、男子社員もしっていたでしょうが)、明るくいたわってもらうことになりました。屋内のトイレを譲ってもらえたり、洋式トイレを譲ってもらえたり・・・。

女捨ててる?とか同期に言われましたが、捨てたわけでもないんだけど・・・。1日の大部分を会社で過ごすんだから少しでも過ごしやすいようにしただけで・・・。

 

と、痔もちの社会人生活がスタートしました。

朝8時前に病院へ。あらかじめ時間外受付に電話をしてからいきました。

病院へ行くまでの辛い過程はこちらから⇩⇩⇩

 

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 病院に行く前に、時間外受付に電話をしてからいきました。これって大事なんですよ。

病院入口前で降ろしてもらいフラフラと中に入るとまだ開店?開始?前。でも、チラホラとスタッフの方がおられました。

初受診なので診察券を作るところから始まります。もう、本当にしんどかったです。でも、スタッフの方に「朝、電話された腹痛の方?」と声をかけてくださったので座って手続きができるようにしてくださいました。

 

その後、総合内科に移動しまして・・・。

 

ひたすら待ちました。時間外の受付でしたが、受診開始まで待つことになったのです。それも、予約の方がたくさんおられたのか長かったです。

 

でも、ここでも看護師さんから「横になっておく?」とベッドに案内してもらえたので助かりました。待合の椅子は座席がくぎってあるので横になることができないのです。

 

その後、車椅子に乗ってレントゲンをとりにいきました。

人生初の車椅子。

あんなにも乗り心地が悪いものだと思いませんでした。注目されるし揺れるし・・・。身内に車椅子が必要な人がいるので、もっとやさしくしてあげようと強く思いました。

 

そして、またさらに待つ待つ待つ。

やっと診察の順番が回ってきました。

◉レントゲンの結果は、特に異常はみられないけれどガスが溜まっていること。

◉血便はおそらく内臓が傷ついたのだろうとういうこと

でした。そして、整腸剤で様子をみることになりました。

 

でも、私は不安だったのです!!!血便が。

 

実は、高校生の頃から便秘や下痢に悩まされていたのです。

 

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 こういったことで便秘と下痢を繰り返していると大腸ガンになりやすいんだよー気をつけよーと言われていたんですよね。

今まで、市の検診で毎回大腸ガン検診だけは受けていました。でも、四日間で2回の便がどうしてもとれない。だから1回だけとって提出していました。

その不安を医師へ話しました。

そうすると、大腸ガン検診のキットで検査をすることを提案してくださいました。市の検診と違って1週間の期限があったので「いけるかも!」と思いました。

 

あまりにも下痢をしたし、食べられないしだったので点滴するかなーと思いましたが、「若いし大丈夫」と様子をみることになりました。点滴だったら結構すぐに楽になるので「あー残念」でも、点滴がないので自力で飲食しようと努力し、かえって早く回復したのかもしれません。

 

最初はゼリー飲料。そしてポカリなど。

夜になってやっとおかゆを少し食べました。翌日も、おかゆとゼリー飲料とヨーグルトなど・・・。三日目もほぼ同じような内容。四日目あたりからやっと、普通食になりました。でも和食。胃に負担がかかりそうなものはまだ受け付けませんでした。

 

あ、ちなみに病院を後にしたのは約三時間後。よく待ちました。

夜中に突然の腹痛。吐き気と意識朦朧で座ることもままならない。

夜10時ごろ。こたつに入りネットサーフィンやテレビなどゴロゴロしていました。子供が寝てひと段落したこの時間は至福の時間です。

 

なのに・・・。

 

始まりは少しの違和感。

「あ、便秘だったしな〜。解消するかな!?」

と、なんとなく安心感とうれしい気持ち。

 

でも、いざトイレに行くとひどい腹痛のみで「でない」

だんだん冷や汗か脂汗かわからないものがにじんできました。

 

「やばい」

 

ひどい腹痛なのに、でたらおさまりそうなのに、なのにでない。だんだん座っているのも辛くて、意識も朦朧としそうで本当に辛い。

 

でも今回は夫が帰宅していたし、まだ起きていたので気力を振り絞りお願いをしました。

 

「お願い、コップに一杯の水を持ってきて」

 

まさかトイレからお願いがくるとも思わなかったでしょう。「何か言った?」と近づいてきたので同じお願いをしました。

 

何かを察してくれたようで、即、持ってきてくれました。コップをもらうとき、トイレのドアをどう開けようか、こんな一大事の時でも考えてしまいます(^^;一応、恋愛結婚なもんで。

 

そうこういてると、少しずつで始めました。でも、ずっと座っていて体の力が入らなくなり始めました。力が入らないと座っていられないのです。

座っていられないと「サッ」とおしりを拭いて、数歩歩いて布団に倒れこみました。とにかく、血圧が上がったのか下がったのか急激にどちらかにふれたのだと思います。心臓よりも上に頭があることが無理でした。

横になっていて、フッと意識が途切れるというか寝るというか・・・。でも、お腹が痛いので目が覚めます。ギリギリまで我慢してまた、頑張ってトイレに移動しました。

 

もう、これの繰り返し。

 

二時間くらい格闘してようやく終了しました。

その頃には、全身汗だく。喉もカラカラ。とにかく体の力が抜けてしまって意識を手放すように寝ました。

 

そして、起床。

いつも通りの起床。

でも胃が痛くなり体もとても重い。そしてなんと血便も・・・。

簡単な朝ごはんの準備だけして夫に助けを求めました。

「ちょっと、無理かもしれん」

いつもは、子供が起きても寝てるし、起こしても起きないし、寝起き最悪な夫ですが、この時はすぐに起きてくれました。

それから、なんだか息苦しくなってお腹もいたくて下痢もするしで・・・。顔も真っ青だったらしく「救急車呼ぼうか?」となりました。もう、あまりにも辛いので救急車呼ぼうかと本気で考えましたが、住宅地の朝7時。呼ぶと小学生の登校時間にかぶる可能性もあります。救急車に乗るところを子供にみせるのも・・・。

と考えに考えて子供が家を出るまで待ってから、夫に病院へ送ってもらいました。

 

病院へ到着してからはこちら⇩⇩⇩

 

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トイレのタイミングが難しかった社会人

前回の記事では、高校時代の辛かった経験を紹介しました。今回は、社会人になってからの苦難を紹介します。

 

新卒で入社した会社は、地元密着の中小企業。簡単にいうと、少し辿れば知り合いだらけという会社です。父の友人、友達の親、そんな感じです。

 

でも、そういった親世代の方は暖かい目で応援してくださいました。「がんばれよ」その一言がモチベーションアップにつながりました。

 

見ていてくれる人がいる

自分を育ててくれる人がいる

顔色や体調を心配してくれる人がいる

 

新入社員の私にとって全てが励みになりました。

 

でも、やっぱり人間関係には苦労しました。どこでもありがちな女社会の難しさ。チョットした一言に縛られてしまい、ドンドン体調がおかしくなりました。

 

学生の時はどちらかといえば下痢に悩まされていました。ただ社会人になると下痢と便秘に悩まされました。

 

まず、会社のトイレ事情から。

大きな会社ではないのでトイレは3箇所。1階、2階、外です。そして、外のトイレは4つの便器がありましたが建物内は2つ。

 

また暗黙の了解で「誰かが入っているときは入らない」というのがありました。

暗黙というか、最初に「入らない方がいいい」と言われました。最初は「ひえー、こわー」って感じでしたが、教えてもらっていてよかったです。

 

そして、もう一つ教えてもらった一言で私の心は崩れていきました。

 

「席を立ったらトイレと思われるから。

回数わかるし遅いと、う◯◯って思われるよ」

 

これは、かなり精神的にやられました。だって、席を立つのはトイレ以外の用事もありますから。新入社員の私の用事はトイレだけなんでしょうか!?

 

これ以降トイレを我慢するようになりました。1つ上の先輩も、午前中はトイレに行かない日が多いって言ってましたし・・・。

 

それか、他の用事で席を立つ時にトイレを済ませる。その時に誰かが入っているとガガーン。

 

仕事を覚えることととトイレのやりくりを考えることでストレスマックスです。胃痛で動けなくなったり、昼食を食べられなかったりしました。

 

昼食は午後からのことを考え、腹5分目に抑え、トイレを減らすため水分も減らしていました。すると夕方になると手先足先の力が入らなくなったり、変な汗が出てきたり、体に力が入らなくなってました。

 

「あ、お腹すいてきたんだなー」

 

と思ってましたが、これって危険。5年ほど続けましたが・・・。ある程度になると、隣の先輩も夕方に飴を食べたりチョコを食べたりされ始めたので、私も右へ倣えと食べるようになりました。

 

夕方の甘いものと水分は体に染み込みました。

 

トイレの我慢と、変な食事パターンで便秘に。

そして、会社への変な恐怖から家から会社までの車で30分の間に下痢に悩まされました。

 会社までの間に多い時は3度もコンビニに寄っていました。

 

会社に到着した時にはゲッソリしていた感じです。入社数ヶ月でかなりのダイエットができました。健康的ではありませんけどね。

 

 

バス通学でトイレに困った高校生活

高校生の頃、バス通学をしていました。

田舎だったので、学校に間に合うバスは1本です。そのバスに約1時間乗ります。

本数が少ないので満席&立つのもギューギューです。

 

この時、「途中でお腹が痛くなったらどうしよう」という気持ちが芽生えると、十中八九腹痛との戦いになります。

 

お腹が痛くなる=トイレ です。

 

とにかく、途中下車して楽になりたいのですが、下車したからといってトイレがある訳ではありません。やみくもに行動すると危険です。

 

常に、トイレの場所を確認していました。

 

バス営業所、神社横、病院前、など、通学の時間帯で開いているのは1時間に四箇所のみでした。10時ごろになるとお店が開き始めるので選択肢は広がりますが早朝は難しいんですね。

 

もちろん、途中下車したら遅刻決定です。

 

途中下車は何度も経験しています。

できるだけ学校近くまで頑張れば、トイレ後に徒歩で向かうことができます。ただ、トイレに行けるバス停が少ないので駆け引きが重要でした。

 

実は、日によってものすごく渋滞する場合があったんです。15-20分の遅れが出るのでそれはそれは冷や汗ものです。

 

また、学校前のバス停で降りても500m程歩く必要があるんですよね・・・。学校「前」ではないんです。一番近いバス停。田舎あるある?

 

 「そんなにお腹が心配なら近くの学校に行けばいいじゃん」って思いますよね。

 私も、わかっていたらそうしていたかもしれません。なぜ、そうしなかったか!?

 それは、バスの中でお腹が痛くなるようになったのはバス通学を始めてからなのです。

 

どうやら「バスから降りられない(いろんな意味で)」状況になると、お腹にくるようになったのです。そこから、「トイレに行けない」状況になると同じようになってきました。

 

授業中

エレベーター

リフト

始業式などの行事

 

高校生活では集団行動が多いため、本当に苦労しました。ここぞという日には、朝ごはんを抜いてしのぎました。でも授業は毎日あることです。なので「体調が・・・」といって、保健室にもよく行きました。遅刻と保健室で授業日数大丈夫!?と思ったり・・・。

 

あ、でも無事に卒業できましたよ。

そして、入試もクリアして進学できました。入試は一番行きたいところを2度受験。理由は、1度目腹痛で退席してもまだチャンスはあるって自己暗示をするために。

 

高校生活を振り返ると、大抵のことに腹痛が絡んでいます。それほど、神経質になっていました。ここからの学生生活は、自分で行動できることが増えたので回避する術を身につけていきました。

 

早めに行動したり

ご飯の時間をずらしたり

諦めたり

 

と自由がきいたので、自分の責任で諦めることもできました。

 

次に壁にぶち当たるのは社会人になった時です。

 

 

 

 

はじめまして

初めまして。ななこです。

中々人に聞けない「おしりの悩み」について書き残していきたいと思い、ブログをスタートしました。

 

おしりの悩みやおなかの悩みって本当に様々。

そして、何故か人に相談しづらい。特に女子。

 

「痔」に悩まされる女性の方って多いですよね。

出産だったりそれ以外だったり。

 

こういった場合、誰に相談しますか?

すぐに「病院にいこう!」ってなれますか?

そもそも何科に受診したらいいかご存知ですか?

 

私は高校生の頃、お腹が弱くて学校がとても嫌いでした。

通学手段であるバスの中でお腹が痛くなったり、

授業中にお腹が痛くなったり、

トイレにいきづらい環境になると、緊張するのか即お腹が痛くなっていたのです。

 

就職してからは今度は便秘に悩まされるようになりました。

これは、仕事中にトイレに行くタイミングが見つけられず我慢していたからです。

 

そうこうしているうちに、便秘⇨下痢⇨便秘⇨下痢・・・・。というスパイラルに陥るようになりました。

 

社会人数年後には、「痔」になりました。

きっかけは熱いベンチに座ってスポーツ観戦をしていたことでした。この夜からおしりがものすごく痛くなったのです。

 

最初はこれが「痔」だとは思いませんでした。

でも、痛くて痛くて仕方がなかったので、恥を忍んで母親に

「ちょっと見てくれない?」とおしりを見てもらったのです。

もう、母絶句。

小型のピン球のような腫れ上がったものが出ていたそうです。

 

おさまるまでは大変でしたがすっきり治ることもなく今もお付き合いしています。

 

先日、年に1度あるかないかの辛い便秘⇨下痢がありました。

その時、手先は感覚がなく立っていることもできず、座るのも辛く横になっていました。だいたい朝になると収まっているのですが、そのときは朝になっても起き上がる気力が出ませんでした。

その後、下痢と同時に血便もでたのです。

 

早朝でしたが、救急車はやめて自家用車で行き診察時間が来るのを待ちました。

 

そして疑問。「何科に行ったらいいんだろう?」

 

たくさんの科にわかれているので、どこに申し込めばいいのか・・・。フラフラと病院へ入ってきて止まったまま動かない私に声をかけてくださったスタッフの方に「総合内科」をすすめてもらいました。

 

ここからは、現在進行形なのでどうなっていくのか予想ができません。

今まで、子供のこともあるので自分の身体を後回しにしていました。

今回は、今まで目をつぶっていた身体の不調と向き合って治療をしていきたいなと思っています。その中で、人には聞きにくい検査も出てくると思います。そんな検査がどうだったかも含めて紹介したいと思います。

 

アラフォーあたりになると、家のこと・子供のこと・仕事などで中々思うように時間がとれません。無理をするとなんとか体は動きますが、気がつけば回復が遅くなっています。気がつかないうちに疲れを蓄積しています。

でも、このあたりで大きな病気が見つかることも多いのです。

 

みなさん、自分の身体のことどれくらい理解していますか?